赤外線診断機を導入しました!

はるばるドイツから!
新しい検査機器がやってきました!

というわけで、「アクティブ・サーモグラフィー」という特殊な赤外線検査機器がCDJ TOKYOに導入されました!ただの赤外線カメラじゃないんですよ!

検査風景はこんな感じ。

この赤外線検査機器、何が凄いの?

コロナ渦で一般的になった感のある赤外線カメラ。
よく大型施設の入口なんかに設置してあるアレは、基本「パッシブ・サーモグラフィ」というシステムで、リアルタイムにカメラに写った被写体の表面温度を表示しています。
被写体自体が持つ熱を表層でのみ感知しているんですね。

対して、「アクティブ・サーモグラフィ」というのは、外部から熱(ちょっと暖かい程度)を加え、指定した時間内の温度変化を記録し続け、その記録をコンピュータで解析して熱分布図を出力するんです!

つまりは厚みや素材・組成の違いやが色の変化として可視可されるんですね。まあ下の画像を見てください。

↑こちらがパッシブ状態での赤外線画像イメージ。よくある赤外線画像ですね。
表層温度のみの感知だと、色の違いなどは表示されません。

これがアクティブ状態での検査・解析が入ると、様々な状態の違いが表示されるわけです。
塗装部は当然厚みが違いますし、メタル部品、カーボン以外の樹脂パーツなどは熱伝達の効率がそもそも違うため、わかりやすく変化がうかがえます。

↓そしてココからはアクティブサーモグラフィでの画像。

こちらはテスト用のメチャンコわかりやすいクラックが入ったフレームの画像。

ダウンチューブ中央にあるクラックが写っていますね。
他にも、シートステーチェーンステーにも怪しい部分が確認できます。

傷やクラックが小さい場合などはチューブ単体など、ある程度範囲を絞って検査します。
トップチューブ中央にあるクラックが明確な温度変化とともに確認出来ます。

こちらはカーボンホイールの検査画像

※カーボンリムの検査は、形状がシンプルに確認できる左右90度からの検査に限り2カットで¥16,500となります。

このように、範囲での非破壊検査に適したシステムと言えます。
そりゃ航空業界ではボーイング社エアバス社、自動車業界ではBMW社をはじめ、国内でもT社、H社、Y社と有名どころがこぞって採用している理由もわかりますね。

ちなみに、検査機器のメーカーの日本代理店担当者さんによると「このシステムを使用した自転車のフレーム向け非破壊検査の提供」というのは世界初だそうです。

形状的に難しい被写体ということもありますが、基本的に研究開発の現場や大規模な検査で使用する機器であり、一般顧客向けサービスに使う事は希なんだとか。(イイカンジにオーバースペック)
しかしそこは弊社カーボンドライジャパン、気合いが違います。
提供するサービスの質を上げるために、頑張って導入致しました!

お気軽にご相談ください!
自転車だけでなく、バイクや車のカーボン外装なども検査可能です!

この機材の導入によって、今まで対応にお時間をいただいていた大物部品なども効率的に検査ができる様になりました。カーボンボンネットやウイング、カーボンカウルなども、まずはご相談ください。

※ちなみに、今までの超音波検査機が悪いというわけではありません。超音波はポイントでの詳細検査が得意で、事前準備も少なく検査ができ、また機材自体の移動も容易と、長所が違うんですね。得意な条件が違うというだけの話で、当店は双方を揃えておりますので、検査対象となる物品の特性に合わせた検査をご提案致します。

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